今日はろう者の方がいつもより多く来てくださり、交流をしました。
そこで気になったお話を1つ。
大河内さんというほぼ自分と同期の子が自己紹介をした時の話。
(手話歴でほぼ同期というだけで、年齢は自分よりかなり若いです)
名前の表現は指文字や漢字の組み合わせになる事が多い
例えば山口さんなら「山+口」、宮本さんなら「宮+本」という感じ
漢字の表現が難しい伊藤さんは「指文字のい+藤」
阿部さんや甲斐さんになると、全部指文字で表現する方が多いかな?
さて、本題に戻り大河内さんがろう者の方に自己紹介を・・・
「私の名前は大河内(大きい+河+内側)です」と表現するのを見て
やや高齢のろう者の方が、大河内という表現はこういうのも
有るんですよ。と見せてくれたのが人差し指で右眼をスッと斜めに
まるで独眼竜政宗の眼帯をなぞるようなポーズ。
その後のお話を色々と聞いていると、昔の映画スターの方で
大河内でんじろうという方がいて、まさにその方が
独眼の時代劇をしていたそうです。
こういう例は、自分もこの1年で何パターンか見た事が有る。
有名な人の特徴や仕草が、そのままその名前を表すパターンになるタイプ
・加藤さん→両手の人差し指と親指を立てて斜め前へ突き出す。
加藤清正の槍を表現しているんだとか
・佐々木さん→右手を握り背中へまわすような表現。
佐々木小次郎が背中の長刀に手をかける時の様子らしい
・齋藤さん→人差し指と中指を揃え、あごを2回ほどちょんちょんと触る
斎藤道三のアゴヒゲを表現してるらしい
・服部さん→両手はパー、上下に向かい合わせ右手を前後に・・
服部半蔵?忍者が手裏剣を飛ばすようなポーズ
と、色々見たけど、こうやって1つの動作で自分の名前を
表現出来るのって、少し憧れますねぇ(笑)
以前に他の方の名前の表現方法を役員さんに聞いてみた時に
「いつか、同じ名前の特徴的な有名人が現れれば、その名前の
手話表現が生まれるかもしれませんよ。」なんて解答を
もらった事が有ります。
さてさて、話は戻って大河内でんじろう?という映画俳優さん
自分もかなり過去に、名前だけは耳にしたかもしれない・・・
程度なので、自分より若い大河内さんが知ってるはずもなく
と、思っていたのですが、大河内さんも名前はかなり昔に
聞いたかもって...ほうほう、やっぱり自分と同じ名前の人って
耳にする可能性が高いって事なんですかねぇ~?・・・とはいえ
そういう手話表現が有る事に驚いてしまいましたΣ( ̄□ ̄!!
ここからは少し妄想なのですが、
例えば今後大谷翔平選手が大活躍しても、サラリと「大きい+谷」で
表現出来てしまいますから、こういうお名前は特殊な手話表現に
なり辛いと思うんですよねぇ?特徴的な表し辛い名前の有名人で
かつ特徴の有る手話表現が出来そうな有名人。
志村さん→志村けんさんの「アイーン」だとか
楳図さん→「グワシ!!」楳図かずお先生のキャラまことちゃんより
長谷川さん→芸人、錦鯉の長谷川雅紀さんの「こ~んに~ちは~!」etc
うぅ~ん、なかなか思い浮かびませんねぇ(笑)
それだけ有名人で手話表現になるって、難しいって事ですかねぇ?
0 件のコメント:
コメントを投稿