飛行機を使わず陸路で北海道へ行こう!という計画から始まった
今回の青森・道南旅~。青函連絡船で行くか?北海道新幹線か?
だったんですが、青函連絡のフェリーは便数も少なくて時間が合わず
新幹線で北海道へ向かいました~
※長めなので、お写真だけでもサラリと観て下さい~(笑)。
4月14日(金)
まずはひたすら新幹線へ北へ北へ、東京駅&新青森駅で乗り換え
新幹線の終点、函館北斗駅へと全て陸路で行って来ました~
【青函トンネル】
過去に青函トンネルというと、青函トンネル入口展望台から
入って行く北海道新幹線を観たり、青函トンネル記念館にある体験坑道を
見学したりは有りましたが、函館へ行く時には毎回飛行機だったため
青函トンネルを通るのはまさに人生初!
 |
青函トンネル図 |
新幹線の窓に張り付き状態でドキドキとその瞬間を待っていました。
車内アナウンスが「○時○分頃、青函トンネルに入ります。」と流れ
さぁ、その瞬間!...しかし、何かあまりにもサラリと突入。
さぁ、入るぞ!5・・4・・3・・2・・1・・的な
カウントダウン感も無く、外が真っ暗になったかと思えば
電光掲示板に「青函トンネルに入りました。」と、表示され
青函トンネルの解説アナウンスが淡々と、うぅ~ん、何か寂しい(笑)。
そもそも新幹線って、もともとトンネルが多いから青函トンネル
と言っても少し長めのトンネルに入ったなぁ~程度な雰囲気
青函トンネルデビューの感想は、ちょっと個人的にハードルを
上げ過ぎてたかなぁ?北海道旅行は飛行機のが便利かもしれませんねぇ。
【ずーしーほっきー】
北斗市の公式ゆるキャラその名もずーしーほっきー
なんだか可愛いです!ゆるキャラグランプリとか出場してるのかなぁ?
何位なんだろ?
 |
ポストの上のちょこんとゆるキャラ |
【五稜郭】
新選組副長の土方歳三の終焉の地として有名な五稜郭。
いつも思うけど、新選組!と言えば京都のイメージが強いものの
しっかり土方歳三は北海道にも縁が有るんですよねぇ。何か不思議~
タワーに上り、死角の無い星型の要塞を観るのが定番でしょうけど
今回は五稜郭内を散策~。星の各角から敵の侵入ルートを眺める。
この形状は確かに芸術です。
まさに昨日、桜の開花宣言をしたとかで綺麗な桜も見れました。
 |
五稜郭タワーと桜 |
【大船遺跡】
世界文化遺産に選ばれた「北海道・北東北の縄文遺跡群」というと
青森県の三内丸山遺跡が有名ですが、その構成資産は他にも沢山!
その1つがここ、北海道の大船遺跡です。
思いのほか深い2mもの竪穴式住居跡が見られたり、発掘された
遺跡からはオットセイやクジラを食べていた食生活跡が見つかったとか
他の遺跡と比べても、確かにここは豊かな森と海に囲まれた印象で
遺跡から海を眺め、超タイムスリップの気分を楽しめます。
 |
大船遺跡、竪穴式住居 |
この日は函館北斗駅近くのホテルに宿泊となりました。
 |
函館駅前 |
4月15日(土)
この日は朝から、再び新幹線に乗り青函トンネルを本州方面へ
新青森駅からレンタカーでスタートしました。
【根城(ねじょう)】
青森県の100名城の1つ、根城跡。まさに桜が満開でした。
これだけ桜満開の広場にしては、人はちらほら、勿体ないですねぇ~
朝から函館駅で購入したお弁当を広げ、まさにお花見気分で
美味しくいただきました。綺麗な景色を観ながら食べるお弁当は
また格別です!
青森というと弘前城の桜が有名なようですが、ここも十分凄いです!
人ゴミが苦手な方は是非こちらの桜を観に行く事をオススメします
 |
広場を取り囲むように満開の桜! |
【階上灯台】
青森県最東南端の地の碑が有る小舟渡海岸、階上灯台。
ん?都道府県単位?しかも東南?という何とも微妙な最果ての地です。
まぁ、重複する場所はいくつか有るにしてもざっとの計算で
47(都道府県)×8(方角)=376ヵ所も
こういう場所って有るのに。記念碑を立てちゃう所が最高に面白い
突端マニアがいつか訪れるであろう場所ですねぇ~(笑)。
 |
微妙な最果て、県の最東南 |
とはいえここ、この記念碑を抜きにしても素敵な景観では有りました。
八甲田山の峠を越え、青森市内へ戻ったのですが、4月とはいえ
さすがは東北!凄い雪壁の道でした。標高の高い場所では
まだまだ積雪も残ってるんですねぇ。
4月16日(日)
青森・道南の旅も最終日~。青森県の中央部(?)をくるり
【弘前城】
弘前城と言えば、お堀の花筏はあまりにも有名ですよねぇ~
正直、これは狙って予約したわけでは無いのですが、運良く例年より
早く桜が咲いたとかで、昨日の雨で散った桜が有るとかで・・
しっかり綺麗な花筏を観る事が出来ました!超ラッキー!
 |
鮮やかなピンクの絨毯、花筏 |
 |
ピンクのお堀を泳ぐ鴨(?)のペア |
一面ピンクの絨毯を敷いたかのような美しさに目を奪われます。
桜まつりは次週を予定してたそうですが、運良く観れましたねぇ
そしてメインの弘前城。日本に12しか無い現存天守の1つです。
 |
東北唯一の現存天守 |
このお写真に何か違和感有りませんか?そう思った人は正解!
実は今、弘前城は城壁の修復で天守閣が移動してるんです。
天守閣の下によくある城壁が全く無いですよねぇ?
天守閣をまるっと移動してるなんて、想像したら凄く無いですか?
実際に天守閣が有るべき場所は、画像検索してみて下さい~!
とはいえ、逆に今の場所にある弘前城を観れるのは
今がチャンス~!2年後には城壁の修復・耐震を終え元の場所へ
戻るそうです。
【津軽こけし館】
入口にある日本一のジャンボこけしがお出迎えしてくれます。
この日は何かのイベント中だったらしく、こけし館の公式キャラ?
こけしけ子(逆から読んでも・・)にも会えました。
日本一のこけしかぁ~..それってもう、=世界一なのでは?
違うのかなぁ?(笑)
 |
日本一のジャンボこけし&こけしけ子 |
【立佞武多の館】
青森の立佞武多祭、それに使用する(使用した)山車が格納されてます。
この巨大さと迫力にもう、言葉が出ません!圧巻です!
ボキャブラリーが足りずにすみません~
お祭の際にはまさに、この建物自体がガガガッ・・・と開き出陣するそうです。
お写真や言葉ではとても伝える事が出来ない迫力を是非、観に来て欲しいです!
ねぶた祭やねぷた祭の山車の展示も見た事が有りますが立佞武多は桁違い!
とにかく凄いんです!
 |
タイトル「かぐや」 |
 |
タイトル「暫」 |
高さ20m以上(ちょっとしたビル)。総重量16トンという
こんなものが街中を運行すると思うと、想像しただけで恐ろしい~。
この施設には3年分(3体)が保存・展示されています。
3年サイクル?3年後にはまた観に来たいですねぇ~
っていうか、立佞武多を観に来てみたい!と思える大迫力でした!
というわけで、2泊3日。陸路で行く青森(少し道南)旅でした~。
今回は春らしく桜・桜・桜!な旅になりましたねぇ~